Q&A


アイデアを出すときに最も大切にしていることは何ですか?
イノベーションとは「温故知新」だと考えています。つまり、古き良きものに学びながら、新たな価値を創り出すということです。人が求めるものは時代や状況によって変化します。だからこそ、既にあるものを進化させていく姿勢が重要です。 現代はすでにサービスであふれており、「全く新しいもの」を生み出すのは難しい時代です。その中で何より重要なのは「誰がやるのか」という視点です。発信者自身がどういう人で、なぜそれをやるのかという背景が、プロダクトやサービスに説得力を持たせるので、今あるものを参考にしつつ、なぜやるのかというところを見ていかれるといいと思います。
「人と人とのつながり」が課題だとおっしゃっていましたが、学生にとって地域の方とのつながりを作るのは難しいです。それ以外の方法で、課題をどう見つければ良いでしょうか?
一番身近な「人とのつながり」は家族だと思います。地域の方との接点が難しい場合は、まず家族など、最も身近な人との関わりの中から課題を見つけると良いでしょう。日常生活の中で、身近な人が困っていることに目を向けることが大切です。 また、サービスを考える上では「お金を払ってでも使いたい」と思ってくれる人の存在が非常に重要です。たとえ家族や友人のような身近な人でも、お金を払ってくれるようであれば、それは1つの事業になり得ます。
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